シラバス参照

科目 ※西洋哲学特殊研究a 
開講科目群 思想 
履修 選択 
年次 M1・2 
単位
開講科目ID GST50850 
開講期・曜日・時限 前期 木曜日 3時限
教職課程との対応 教職に関わる科目 
教員氏名

鈴木 崇夫(スズキ タカオ)

備考  



授業テーマ
Course
Theme
 「知っている」と「信じている」との違いに関する哲学的考察 
授業概要
Course
Outline
 本講義では、「知っている」と「信じている」とはどのように異なるのかを、哲学的に考察する。デカルトの方法的懐疑を手がかりに、確実性とは何か、何を根拠に人は「知っている」と言えるのかを検討し、人間の知がもつ限界を明らかにする。そのうえで、旧約聖書におけるアブラハムのイサク燔祭を取り上げ、知と信が鋭く対立する場面を考察する。さらに、カントの道徳哲学における最高善と実践理性の要請論、ヘーゲルの宗教理解、キルケゴールの信仰の逆説、ドストエフスキーやニーチェの思想を通して、信じることの意味と危険性、そしてその現代的射程を検討する。 
学生が授業内で
PCを使用する科目
no 
実務経験のある
教員による科目
no 
実務経験との関連
(経験ありの場合のみ)
英語で授業を行う科目
Whether this class will be
conducted all in English (yes/no)
no 
課題解決型学習を取り入れている科目
Problem-solving learning method
is used in class (yes/no)
yes 
討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている科目
There are discussions/debates
in class (yes/no)
yes 
グループワークを取り入れている科目
There are group works in class
(yes/no)
yes 
発表(プレゼンテーション)を取り入れている科目
There are presentations in class
(yes/no)
yes 
フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている科目
There are
fieldworks/training/experiments/
practices in class (yes/no)
no 
到達目標
Aim/goal
  知と信との異同に関する哲学的問題がどのようなものであるかを理解し説明できるようになる。さらに、この問題との取り組みが日常生活および人生全体において持ちうる意義について、みずから掘り下げて考えていけるだけの哲学的思索力を身につける。 
授業計画
Course Plan
第1回 確実性への欲望——なぜ私たちは「知りたい」のか 
第2回 すべてを疑うという方法——デカルトの方法的懐疑 
第3回 「我思う、ゆえに我あり」——確実性の最小単位 
第4回 理性の限界と信の萌芽——知りうること、知りえないこと 
第5回 神の命令は知識か信仰か——アブラハムのイサク燔祭 
第6回 道徳法則は何を要求するのか——カント倫理学の基本構造 
第7回 最高善とは何か——徳と幸福の一致という理念 
第8回 なぜ信じざるをえないのか——実践理性の要請論 
第9回 宗教は理解可能か——ヘーゲルの宗教哲学 
第10回 倫理を超えて信じるとは何か——キルケゴールの逆説 
第11回 人はなぜ自由より意味を求めるのか——ドストエフスキー「大審問官」 
第12回 生を肯定するとはどういうことか——ニーチェの思想 
第13回 「知っている」と「信じている」はどこで分かれるのか——総括 
授業以外の学修
What Students
are expected
to do
outside of the class
 事前に配付や指示された資料については、全員が授業前に読んでおくこと。その際、次の点に留意すること――①よく理解できなかった箇所はどこか、②納得できたのはどのような考え方か、なぜそれに納得できたか、③納得できなかったのはどのような考えか、なぜそれに納得できなかったか。大学院生としては、関連する文献を授業後に自分で調べ、目を通しておくことが望ましい。 
評価方法
Evaluation
 学期末試験と、授業内のリアクションペーパー等を総合的に勘案する。 
課題(試験やレポート等)に対する
フィードバックの方法
Feedback methods on assignments
 場合によっては面談する。 
履修前提要件
Prerequisites
関連する
ディプロマポリシー
CDP1 CDP2 CDP3 
使用テキスト
Textbook
to be used,
if any
必ず読まなければならない本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Required books or materials (No purchase necessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
読むことを推奨する本や文献(購入する必要はないが、図書館等で参照を要するテキスト)Recommended books or materials, if any. (No purchase nesessary, but students need to refer to them at places like libraries.)
テキストに
関する
連絡事項
Remarks
concerning
the text book,
if any
 コピーあるいはファイルを配布するので、購入する必要はありません。 
更新日付 2026-01-08 18:39:08.658


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